子どもの好き嫌いについて

こんにちは!管理栄養士の濱崎です🐸

今回は、子供の好き嫌いについて少しお話したいと思います。

 

大人の方でも、なにかしら好き嫌いがある方は多いのではないでしょうか?

私自身、子供の頃は本当にたくさん苦手なものがありました。

 

それでは、なぜ好き嫌いは生まれるのでしょうか。

 

一つ目は、生理的反応です。

子どもは生まれて2才頃から、味を感じるための “味蕾” が発達していき、味に敏感になります。

本来、生物にとって苦みや酸味は危険なものとして認識されるため、これらの味は、子供は特に敏感になります。

ピーマンや人参などの野菜が、子供にあまり人気がないのも頷けます。

ただ、大人になるにつれて味蕾は減少していき、苦みや酸味もマイルドに感じるようになり、美味しいと感じる幅が増えていきます。

また、生後8か月~1歳頃の、手が自由になってなんでも口の中に入れるようになる時期は、どんな味・大きさ・形・食感のものでもイヤがらずに食べます。そして、この時期に覚えた食べ物の味・形状・食感などは、子供が成長してからもごく自然に受け入れられるものになります。なので、この時期にいろんな食べ物を経験させてあげると、将来いろんな食べ物が受け入れやすくなります。

 

二つ目は、食事の環境です。

なんでも食べれる・食事のマナーを重んじる・食べ物に感謝し残さず食べるようになるには、そもそも “食を楽しめる” ようになるということが土台・基本になります。

たとえば、ピーマンが苦手だったとします。

しかしご両親は、子供の健康や将来のために「食べなさい」「好き嫌いはダメ」と言います。

子どものためを思うと、やはりどうしてもそのように伝えがちですが、強制になってしまうと『イヤイヤ食べる』というようになってしまい、その食べ物に対してイヤなイメージがつき、そうするといつまでも食べれなくなってしまいます。

大人がどれだけ「残さず食べなさい」「食べ物に感謝して食べなさい」と言っても、子供が心からそう思うためには、まずは子供たち自身が、食を楽しいと思える事が必要になってきます。

食事に対してポジティブな印象を持つことで、初めて、それ以降のいろんな考えを持つことができるのです。

ただ、子供は、始めは食べ物に感謝する事や食のマナーなどの概念をそもそも知らないので、大人が教えてあげるのも必要です。この時、強く言いすぎてしまう等押しつけのようになってしまうのは避けることが重要です。

 

正直に言うと、私は、好き嫌いは悪いことだとは思っていません。

お洋服に好みがあるように、食べ物にも好みがあるのです。これは、個性だと思っています。

 

ただ、お洋服とは違い、食べ物の好みは大人になってから人との付き合いの中で相手に気を使わせてしまったり、逆に自分が気を使ったり、少し困ってしまう時があります。今時、好き嫌いが全くない方は珍しく、そこまで人になにか言われたりすることもないですが、できればなんでも食べれるようになりたいというのが本当のところです。

子供のうちから、食事を楽しめる環境の中で、いろんな食材を経験させてあげて、それでもどうしてもニガテな食材があるのなら、それはその子の個性である、というのが私の考えです。

 

ここまでの話だと、結局のところ「食べられなければ、そのまま放っておくしかないのか?」と感じると思います。

次回は、実際に大人が子供にできること・してあげてほしいことをお話していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

濱崎🐸

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